【パリの屋根の下・・・♪】
古いシャンソン。
同名の映画・・ルネ・クレール監督・・の主題曲。
巴里祭を前倒ししての6月のコンサート。
3月に中止したコンサートでは、【五月の薔薇】と【薔薇色の人生】の予定だった。
六月に延期。それなら・・・もう五月は時期外れとなる。
カンツオーネ【パリは不思議】と【パリの屋根の下】に決定。
パリ繋がりで、気のきいたMCができるかな。。
♪巴里の屋根の下に住みて~・・と、昔の恋人との生活をなつかしむ歌詞。
直訳すると、
『人生は、お金ではない、愛こそが大切なのだよ』と、母親が息子に語りかける・・・らしい。
それでこそ人生を謳うシャンソン!
サビの部分 ♪鐘が鳴る、鐘が鳴る、マロニエの並木路♪
は ♪寂しさも、哀しさも、貧しさもなんのその♪・・となるらしい。
【パリの空の下】、曲名は似ているが別の曲。
16年前の初秋。
武道館での公文公氏追悼の式で、代表として弔辞を述べた翌日、
お仲間たちの反応を避けるように成田から飛び立ってパリへ。
曇りがち空は、もう、薄ら寒く、行きかう人々は黒いコートばかり。
石畳の路上には、大きな枯れ葉が寒風に吹き寄せられたまま。
店員は総じて不機嫌、日本人は、まだ歓迎されていない頃。
正直、フランスは不景気なんだと実感した。
4年前の7月。友人と三人のパリ行き。
陽光に溢れ、キラキラと街中が輝いて見えた。
金髪に合うベージュ色、素足のままのミュール。素敵な女性で溢れていた。
欧州連合、EUの成功か、活気と景気が伺われた。
各国の首都を旅することも幾つか経験したが・・・
その国の景気や国民の精神は旅するエトランジェにこそ伝わるのかもしれない。
いま、五月のパリは?
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