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草笛日記 どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

79歳の感性

同じと言うのは・・・おこがましいが。

今朝の日本経済新聞、文化面の随筆に、
我が意を得たりと深く感動した。。

此処に紹介させていただく。

【憂愁目録・・三月十一日以後】桶谷英明
≪桶谷英明 文芸評論家 1932年生 
 著書に「ドフトエフスキー」など。≫

・・・何の変哲もない暮らしを続けているのであるが、
この頃は空を仰ぐよりは、地面をみて歩いている事の方が多い。

私どもは、この日本に生まれて日本で死ぬ運命にあるわけですから

人の生き方の巧拙ということは、究極の生き甲斐からすれば、
すべて二次的な処世の方法にすぎない。
情勢論というものはこの処世の方法の拡大、普遍化したもの
である。国家的情勢論も、社会的情勢論も根は一つである。。

(要するに、生き方が巧みということは、その時々の世間情勢の
見極めが巧みだと言うこと・・・野村の解釈)


あの時、石原慎太郎氏は【天罰】ということを言って、
新聞ジャーナリズムから叩かれた。中略・・
しかし石原氏は、我欲に支配されて動く戦後の日本人の
心的傾向にたいして【天罰】と言ったのであって、その真意は
自然の【天啓】と言うつもりだったのであろうと思う。
・・・・・中略・・

しかし、淋しくてならぬ何か沈痛な感じが、
なかなか消えないのである。             終り



かなり省略したが、関東大震災の時の財界人、文化人の言論と
それに対するジャーナリズム、
第二次世界大戦、終焉時の、ご自身の覚悟【大義のための死】、
それらと比較して、今回の大震災を想っての随筆。
私より丁度、10っ歳年長と言うと79歳の感性だ。

我が意を得たり!と言うことは私はすでに79歳?

頂戴した・・・秋の実り
無題

これからの数十年が東北の復興と福島の後始末に費やされる。
その年月の長さ、大量の労力、莫大な費用・・・
この困苦に、この国民は耐えていけるだろうか?

あれ以後、何をしても、
祭りの後のような疲労感、宴の後のような虚しさがある。





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