塗装工事中にて・・
半月前に前金を振り込んでからの日々は、連日の雨模様。
やっと工事らしい工事がスタートした。
屋根や、軒周りと、外壁、雨戸、戸袋、ベランダの手すりと床、それだけだが
やはり足場を組まねばならない。これが意外と高価。
昔は、足場など組まずとも梯子だけで、結構仕事していたように思うが
「足場を組まないと、何かあったら保険が下りませんので」とのこと。
一昨日の台風予想に、夜、周りの布をしっかりまとめに来てくれたけど、
明ければ、台風は何処へ。すっかり、夏空!

屋根下の木部の養生・・手当て・・が終わり、いよいよ塗装に入る。
若い職人さんが二人来て、黙々と、イヤホンもつけずに精を出す。
お茶の心配はしないでと、【さくら住宅】さんに言われているので、ありがたい。
それでも若い人たちがこの暑さの中頑張っているのを見れば
「鳩サブレー、お土産にね」と、簡易包装だが10枚入り袋をプレゼント。
とても喜んでくれたので、嬉しい。
あくる日、8時半に来るなり、門扉を開ける夫に対して、
「鳩サブレーを頂きました。ありがとうございました。」ときちんとご挨拶したそうな。
職人さんが在っての古い住宅の保持、感謝している.
それでも、
これを最後の工事にしたいものだが。
最近の住宅は外装工事無しで済むような建材仕様。
新建材が優秀なら、当然だし、良い事だと思う一方、
雨戸はシャッターで、戸袋も無い、良く観ると、軒すらも無い、
四角くて、地震には強そうな、新建材の家々がどんどん増えていくのを見る。
その味気なさに、正直、淋しいと思うのは旧世代なんだろうな。
その分、タイル風の外壁で変化を付けたり、色に配慮したり。
若い人たちに、「こんどは何色にするの?」と訊かれるが、
「前と同じヨ。だって、夫が変化を嫌うから・・・ね」
変化大好きの、この妻有りて、この夫。
良いバランスの夫婦だと、自画自賛したりして応える。
それにしても、まだ一週間は,この鬱陶しい状態かな?
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