町内の老人会の会長をして、三月になれば、丸三年になる。
長くお勤めだった前会長の急病で、急遽、指名されて成ったものの、
丁度、腰を痛めて、車いす状態の折と重なり、
欠席裁判みたいな結果だった。
もともと、公文公文で忙しく、町内の諸々には無関心。
ただ、この町から生徒さんがたくさん来ていただいていた。
感謝の想いは常にあったので、
老人会の合唱グループに誘われれば、応諾したのが始まり。
コーラスに参加となれば、例会にも律儀に出席。
お世話になった前会長からの御指名とあれば断れずに受諾。
御病気の前会長からの事務引継ぎも無く、
突然の義務は、鎌倉市に提出の会計報告やら運営報告。
連合会に出ても、組織が判らず、ちんぷんかんぷん。
仕方ないのです。
並み居る先輩の老紳士老淑女を差し置いて、
長く深く関り、実際の運営をしていた同輩を差し置いての会長職。
組織図も判らずに・・・推測しながら、やっと慣れたのが昨年。
この三年間、なんとなく居づらいなあとの思いが拭えない。
今にして思えば、全員一致の御推挙では無かったのでしょう。
前会長の鶴の一声だったからこそ、この立場は、なかなか。
そのうえ、
子供たちだけに気を使っての42年、大人相手の気遣いが下手。
あれやこれやが、ストレスとなり、疲れる。
それなのに、私は、実に楽しそうに見えるのだろう・・・
何につけ、精一杯頑張るから!(^_-)-☆
連合老人会【みらいふる鎌倉】の仕事も多い。
何かと、引っ張りだされて・・・そのため月に二日は費やす。
この大声と長年鍛えた対応力は,80歳以上の役員の中では役立つ。
町内老人会も、有能な副会長、会計、総務、が居たからこそ。
茶菓子の手当てから、細かい会計記録、参加者集め、などなど。
皆さんには、心から感謝している。
ただ、みなさんは、ご自分のスケジュール次第で自由に休める。
旅行も、体調の管理も、手術も、自由に計画し、家族の都合も。
月一回とは言え、責任のある私には、それは不可能。
私だって、そろそろ、
身体のメンテナンスに取り掛かりたい。
白内障の手術もしたいし、難聴の手当てもしたい。
腰痛だって、もっと遠くまで、良医を訪ねたい。
機を逃せば、間に合わなくなるやもしれない。
82歳の、癌持ちの夫も、当然、弱ってきている。
海外への旅行だってしたい!
まだ長生きしそうだから・・・自宅のリフォームも・・・
強く推挙してくださった前会長さんが、昨年末、亡くなった。
年明け早々に、最長老の紳士も、旅立たれた。
今月末には
「こうありたい」と思う老婦人、優しく支えてくださった方が
お子様宅の近くのマンションへお移りになる。
もう、気持ちの張りが切れた・・生徒さんを預けてくださった町内へのお礼にと頑張ってきたけど、
もう、良いかな?そろそろ自分を大事にしよう。

メンテナンスと言えば、ただいま、塀の作り替えの最中。
ヤッパリ、今までと同じく竹垣でお願いした。
秋の猛台風で鎌倉市内の竹垣の破損が多くて、やっと我が家の番。
寺社が多いので竹の需要が多かったようだ。
平均寿命まであと10年?
心身も、自宅も、メンテナンスの必要が・・・限りなくある・・・。