草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。
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【おら おらでひとりいぐも】を読む

   

芥川賞受賞作とのことで、評判のこの本。
鎌倉へ出たついでに購入。

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岩手県の言葉、東北訛りでつづられる独白形式の表現。
違和感は無いが・・・
何故、あえて、この訛りを使うのか、その意義がもうひとつ理解出来ない。

あ、それから・・・作者はまだまだ、63歳!
75歳の未亡人の述懐を描くには若すぎるかもしれない。
重箱の隅的に言えば、75歳に小3の孫娘は幼すぎ。
祖母の家とはいえ、今時、女児を独りでバスには乗せない。
設定に無理があるかもよ。

それにしても、2018年現在、75歳の未亡人は・・・まだまだ!
気も心も体も、もっともっと若い。過去にさかのぼって、人生を語る心境ではない。
まだまだ現役でっせ!(#^.^#)
ふふん、60代が想像する後期高齢者像かな?

この小説の、底辺に流れる母親の子供への支配欲、
もしくは、夫さえも支配してしまう妻の力の持つ闇。
在りうるし、有りそうだから、共感するし、同感もする。
そうなのよ、愛情は支配欲なのよ。
だから、実は、怖い話・・・。

でも、買ってまで読まなくてもよさそう。
文字通り、昼めし前には読了!
聊かの感動もない。スミマセン。

老人、老後の話は、若い人は触れないほうが良さそうよ。
実人生は小説を超えて複雑で美しくて怖いからね。
【事実は小説より奇なり】っていうでしょ。


昨日は午後からの春日和の中、
老人会がらみの用事を済ませ、本を買い、バス停常盤口へ。
住宅地入口の小さな公園のウコン桜?あるいは御衣黄桜?。
やわやわとしたピンク色に緑が混じって・・・八重桜のしつこさが無い。

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そうそう、後期高齢者となっても、この桜のように
ほんのりと、色香を残して、華やかに、かつ、爽やかに咲きたいものよ・・。



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積ん読・・・2

       

金曜、土曜で【幸せになりたかったら猫と暮らしなさい】と【友情】を読了。
やらなくてはいけないことは、しばし放って、読む。
どちらも、軽いエッセイだったり、対談だったり往復書簡みたかったり。
友情と言っても、死を前にした平尾誠二と山中伸弥との短い交流の記録。
文学というより、軽いドキュメント?


正直言って、私の年齢になると
どんな言葉も感慨も、かつて自分が経験し納得したこと。
どれも、見聞きしたこと。教えられたこと。
改めての感動や発見は無いようだ。

読みながらも
朝からTVで流している大学駅伝伊勢路マラソンをちらちらとみる。
なんと、優勝候補、青山学院や東海大学を振り切って神奈川大学が優勝!
20年ぶりというけど、初優勝のように想える。
箱根駅伝も、この調子で頑張ってくれると神奈川県民としては嬉しい限り。

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きままに、過ごした一日。
猫と同じ。やりたくないことはやらないで好きなことだけする。
猫に学ぶ最大の啓発だそうだ。。。

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娘が言うには、近所,打越のあたりに猫カフェ兼保護猫センターが有るらしい。
やっぱり・・・保護猫でも貰ってこようかな?なんて・・・。




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積ん読・・・?

    


11月ですね。

「光陰矢の如し」は、なんとなく若い、青年の志を思わせるから、
遠慮して、陳腐ながら、「月日の経つのが速いこと!」と独り言。
あと二か月で新しい年ですよ~~!

この秋はせわしなく、しかも、意味無く過ごしてしまった。
いったい、何をしたかなあ???

夏からスマホに振り回されて、うかうかと三か月過ごしたみたい。
電車の中の読書タイムはスマホいじりに代わる。
眼の前の風景や人物を観察しない日々が続き、そうなると、感情の働きも鈍りがち。

秋に入ってそうそうの猫の行方不明。
猫の喪失感はあまりに生々しくて、客観的な情緒や主観的感慨に浸るには至らず、
俳句はおろか、日々の心の躍動まで失われた気がする。
そのうえ、雨雨雨の日々・・・・あっというまに秋が過ぎてしまった。

そんな中でも、繁華街に行けば自然に本屋を覗き、
気に入りそうな本を物色する習慣、結果、積ん読ばかりが増えている。

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読みかけだった【さよならの力】に朝から取り組み、今、読了。
伊集院静作品は短編や雑誌や、サントリーの広告面で目にするだけだったが
近い人の死を経たばかりだったので手にしてしまったもの。
思ったより心に響くものがあって・・・読んで良かったかも。

あと三冊・・
猫つながりと・・・本屋の売り子さんが「面白いですよ」と薦めたもの。
遅ればせながら、読書の晩秋に向かおうか・・。




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シルバー川柳・・



シルバー川柳7
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パソコンの先生、みかんさんからお借りした本。
ポプラ社刊、もう7巻目です。


あっという間に読了。
それもそのはず、文字がやたら大きい。
1ページに一句。
隣のページには句に沿ったイラスト。
これが面白い。イラストが余計に情景を伝えてくる。

我が家にどんぴしゃりがこれ。
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もう一つ。婆たちの会話によく登場するセリフ。
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とにかく、お読みください。
なんとかキラー細胞を増やすためにも
一日一笑

一番簡単な笑いの根底には自虐がある。
それが無いと、川柳は作れないんですよね。
気取っていたり、取り繕っていると・・・人を笑わせられない。

周囲に笑いを振りまく人は・・・知能高く、知識量も多いはず。
頓智頓才にも長けている。
自虐しても確たる一種の自信があるらしい。
しかも、タイミングよく瞬時に反応する。

その証拠にお笑い芸人さんてクイズ強いものね・・・・。
司会をやっても、クイズをやっても、上手で物知り!

いまのところ、同志社出身のカズレーザーが好き。
もっとも彼のコント?漫才?は見たことないけどね。
クイズでの活躍だけ見ている・・・同窓の誼もある。

みかんさん、ありがとう。楽しかったです。







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いまさらながら【沈黙】を読む

   

近い内に、アメリカ映画【沈黙】が来ると聞いた。
あの遠藤周作の作品の映画化らしい。
前評判が凄く良い。
原作者が言いたかったこと・・・神の沈黙は何故か・・・
というキリスト者なら必ず抱く疑問に正面から取り組んでいるらしい。
当然、日本におけるキリスト教信者への弾圧と抵抗が描かれているだろうが、
単なる歴史と惨劇を描いているだけではないらしい。

神の沈黙は何故かという永遠の謎に対峙した映画だという。
是非とも観たいと思った。

よくよく考えると、この小説を未だ読んでいなかった。
テーマもあらすじも知っているゆえの甘え。

恥ずかしながら、改めて、今、読んでいる。
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考えてみれば、中高大と、キリスト教主義の中で学んできた。
それなのに、キリスト教は馴染めなかった。
西欧的文化文明のすべてにちりばめられたこの思想を
常識以上に知っていたおかげで、少しは深く味わえたはずと思っている。
父親の選んだ【価値観の多様性を学ばせたい】とかいう理想は、
教養としては、無価値ではなかったと言えるかもしれない。

純真無垢?だった12歳からのキリスト教漬けの中でも馴染めない。
何故か?
おそらく日本人の血の中に受け入れられないものがあるんだと思う。
我が民族が持っている自然崇拝…多神教的精神・・・
自然に沿って生きることこそ大いなるものの意志だと信じて。

何より、その、楽観性にあると思うのは私の勝手な推測。
太平洋を取り巻く島々の民族共通の根っからの楽観性。
この世は天国!
明るく楽しく過ごそうぜ!
歌って踊って・・・憂さも不安もぶっ飛ばせ!
死んだら自然に帰るンサ!

キリスト教の持つ、徹底した内省的思想にはついていけないのだ。
反省したり、神の審判を恐れたり・・・許しを乞う日々の祈り。
本能的欲望の抑制をもって信仰の証としたり。

ね、環太平洋民族には耐えがたい。

弾圧や苦難の中に苦しんでいる人間に神様は救いを下されない。
苦難さえも神の与えたもう喜びだというんだから・・・。
『主よ、私の何がいけなかったのでしょう?』
『何故にかくも厳しい苦難をお与えなのでしょう?』
苦しみの果てに問う質問に常に沈黙している神様。

環太平洋民族には耐えられないんですよ。
西欧文明を学び信じ追っかけ近代化の進んだ日本においてさえ、
いまだに、キリスト教さんは、その布教と浸透に失敗している。
かといって、
戦後、なんとなく持っていた伝統的宗教心を取り戻す術もなく、
広がるのは、精神世界とはかけ離れた殺伐とした欲望のみ。
今に至って、勝手気ままな日本人が多く出現する理由のひとつかな?
せめて、『お天道様が見てる』ぐらいは持っていてほしい。

さて、【沈黙】の中で、
遠藤周作はなんと答えを見つけているのだろうか?